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第6回:プラチナバンドは本当に茨城の山影で効いているのか?実地レポ

  • 3月1日
  • 読了時間: 5分

1. ついに届いた「魔法の電波」:茨城での現状

こんにちは。茨城在住、楽天社員です。 2026年も3月に入り、茨城の梅のシーズンになりましたね。

さて、ここ数年、楽天モバイルについて回っていた「建物の中や山に弱い」というイメージ。これを打破すべく導入されたのが、700MHz帯、通称**「プラチナバンド」**です。

正直なところ、私たち社員も「これでやっと他社と同じ土俵に立てる……」と胸をなでおろしました。導入から1年以上が経過し、茨城県内の基地局数も2026年3月の目標である1万局超え(全国)に向けて着実に増えています。今回は、つくばの街中や筑波山の山影で、この「魔法の電波」が本当に効いているのか、実地調査の結果をお伝えします。



2. 検証:つくば市内のビル影と地下での変化

まずは日常シーンから。プラチナバンドの最大の特徴は、**「障害物を回り込む力」**です。

イーアスつくば・コストコ周辺の「奥まった場所」

以前は、大型ショッピングモールの立体駐車場や、コンクリートに囲まれた店舗の奥深くに入ると、急に電波が1本になることがありました。 2026年現在の実感: プラチナバンドの運用により、こうした「電波の穴」は劇的に減りました。レジ待ちの間に楽天市場で価格チェックをしたり、家族にLINEを送ったりする際、くるくると読み込みマークが出るストレスはほぼ解消されています。

水戸・つくばの「地下飲食店」

地下のお店でQRコード決済(楽天ペイなど)を使おうとして、通信エラーで焦る……。茨城県民なら一度は経験があるかもしれません。 2026年現在の実感: プラチナバンドが届くようになったことで、地下でも「粘り強く繋がる」ようになっています。ただし、ここだけの話、「爆速」ではありません。 テキストのやり取りや決済には十分ですが、地下で高画質動画を観るにはまだ少し重さを感じることもあります。



3. 山影での実力:筑波山・加波山での検証結果

さて、本題の「山影」です。プラチナバンドは、山を越えて谷間に届くはずの電波。茨城の山々でどれほど効果を発揮しているのでしょうか。

筑波山神社から御幸ヶ原へ至る「登山道の影」

筑波山は大きな岩や急斜面が多く、電波の死角になりやすい場所です。 実地レポ: 以前は「圏外」と表示されていた、深い木々に覆われた登山道の中ほどでも、現在はアンテナが2〜3本立っているポイントが増えました。プラチナバンドが、山の斜面を回り込んで届いている証拠です。

【正直な話】加波山などの「マイナーな山域」

プラチナバンドは「少ない基地局で広範囲をカバーできる」のがメリットですが、基地局が全くない場所には届きません。 社員としての苦悩: 筑波山のような超人気スポットは優先的に整備されていますが、加波山や高鈴山の「少し外れた沢沿い」などは、まだプラチナバンドの恩恵が100%届いているとは言えません。2026年9月にはauからのパートナー回線ローミングも順次終了予定のため、自社回線のさらなる密度向上が急務だと現場でも痛感しています。



4. ユーザーが勘違いしやすい「プラチナバンドの罠」

ここで、皆さんに誤解してほしくない「3つの真実」を、社員として冷静にお伝えします。

  1. 「プラチナバンド = 高速通信」ではない プラチナバンドは「繋がりやすさ」の電波であり、一度に送れるデータ量は5Gなどの高周波帯より少なめです。「繋がって安心」ではありますが、YouTubeが街中と同じ速さで読み込めるわけではないことを知っておいてください。

  2. 全てのスマホが対応しているわけではない 数年以上前の古い格安スマホや、海外製の特殊なモデルだと、楽天のプラチナバンド(Band 28)を掴めない場合があります。せっかくの恩恵を受けるなら、iPhone 13以降や、楽天モバイルで販売している最新端末を使うのが確実です。

  3. 「基地局の数」も重要 プラチナバンドは魔法ではありません。基地局が1つあれば茨城全域をカバーできるわけではなく、あくまで「これまでの基地局の隙間を埋める」ものです。



5. 比較:ahamoやUQモバイルと比べてどう?

すでにプラチナバンドを長年運用してきた大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比較すると、楽天のプラチナバンド網はまだ「成長期」です。

  • 信頼性: まだドコモ等の老舗が上。特に山奥の「点」での繋がりやすさは歴史の差があります。

  • コスト: 楽天の圧勝。月額1,078円〜でプラチナバンドの恩恵を受けられるのは、コスパ的に破壊力抜群です。

「100点満点の完璧な電波」を求めるなら、月7,000円払って大手へ。「85点の繋がりやすさと、圧倒的な安さ・ポイント」を求めるなら、楽天モバイルへ。この納得感が大切です。



6. まとめ:納得して選ぶための「現地感覚」

茨城の山影やビルの奥でも、楽天モバイルは確実に「使えるキャリア」へと進化しました。プラチナバンドの導入は、その象徴です。

社員としても心苦しいですが、「山奥で絶対に繋がる」と断言できる日は、もう少し先(第4回でお話しした衛星通信の完成)になるでしょう。 しかし、日常の「ちょっと繋がりにくい」という不満の大部分は、このプラチナバンドで解消されています。

通信費を月3,000円以下に抑え、浮いたお金で「つくばの農産物直売所」で新鮮な野菜をたっぷり買う。そんな、地に足のついた賢い選択を、最新のプラチナバンドが支えています。

次回は、茨城最北端の秘境!「八溝山(やみぞさん)で楽天モバイルは息をしているか?」をレポートします。

 
 
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