top of page

常磐線の電波が悪いのは土浦〜水戸のどこ?石岡・友部・内原を区間別に解説

9月15日
読了時間: 8分

土浦から水戸まで常磐線で通勤・通学していると、「毎日だいたい同じあたりで動画が止まる」「LINEの送信マークがぐるぐる回ったままになる」と感じることはありませんか。常磐線の電波の悪さは路線全体で均一に起きているわけではなく、土浦〜水戸のあいだでは電波が細くなる区間がだいたい4カ所に集中しています。この記事では、その4区間がどこで、なぜそこで詰まるのか、そして明日の通勤から使える対策までを順番に整理します。

目次

結論:土浦〜水戸で電波が悪いのはこの4区間

体感として通信が細くなりやすいのは、次の区間です。乗車位置や車両、キャリアによって差はありますが、ふだんの通勤で「またここか」と思う場所はおおむねこのどれかに当てはまります。

  • 神立〜高浜:恋瀬川に向かって開けた低平地。見通しはいいのに速度が伸びにくい

  • 石岡〜羽鳥:丘陵のきわを走る区間。市街地を抜けた直後に急に細くなる

  • 岩間〜友部:切り通しと築堤が続き、山影に入るタイミングがある

  • 内原〜赤塚:郊外の商業エリアから水戸市街に入る手前。夕方に混みやすい

症状の出かたにも傾向があります。動画やSNSのタイムラインが止まるのは、電波そのものが弱い低地・切り通し区間で起きやすい現象です。一方、電波表示は立っているのに送信だけ通らない、通話が途中で切れるといった症状は、同じ基地局に乗客が集中する内原〜赤塚のような区間や、走行中に基地局が次々切り替わる場面で目立ちます。原因が違えば効く対策も違うので、まずは自分がどこで何に困っているかを切り分けるのが近道です。

神立〜高浜〜石岡:低地と恋瀬川の橋梁

土浦を出て神立、高浜と進むと、車窓は一気に開けます。霞ヶ浦の方向へなだらかに下っていく低平地で、視界をさえぎる建物がほとんどありません。「見通しがいいのだから電波も届きやすいはず」と思われがちですが、実際は逆のことが起こります。見通しがよいということは周囲に住宅や施設が少ないということで、基地局そのものの数もまばらになりやすいのです。

さらに恋瀬川をわたる橋梁の前後では、線路が土手の上に出て周囲より高い位置を走ります。高いところに出ると遠くの基地局の電波まで届いてしまい、スマホが「どの基地局につなぐか」を短時間で何度も選び直す状態になります。結果として、電波表示は3本立っているのに実際の通信がもたつく、という状況が起きやすくなります。

もうひとつ、この区間は上り列車と下り列車で体感が変わるという声をよく聞きます。線路の東西どちら側に基地局があるかによって、座る側・立つ側で車体が電波をさえぎるかどうかが変わるためです。高浜駅の前後で毎回止まるという方は、次に乗るとき反対側の窓寄りに立ってみると印象が変わるかもしれません。

羽鳥〜岩間〜友部:丘陵ぎわと切り通し

石岡を過ぎて羽鳥、岩間へ向かうと、車窓の左右に丘が迫ってきます。筑波山系から北へ続く丘陵の裾を縫うように線路が敷かれていて、ところどころ地面を掘り下げた切り通しや、逆に盛り土の上を走る築堤になっています。

切り通しの区間では、線路の両側に土や岩の壁がそびえている状態です。携帯の電波はまっすぐ進む性質が強いため、こうした壁があると横から届く電波が物理的にさえぎられます。トンネルほど完全ではないものの、数百メートルのあいだ電波が急に細くなることがあり、ちょうどその区間で読み込みが止まるという経験につながります。岩間のあたりでは愛宕山をはじめとする山が近く、山の反対側にある基地局の電波が山影になって届きにくくなる場所もあります。

友部駅の前後は、また別の事情があります。ここは水戸線が合流する乗り換え駅で、駅周辺と線路沿いで基地局の配置が変わるポイントです。走行中のスマホは常に「今つながっている基地局」から「次の基地局」へ接続を渡していく動作(ハンドオーバーと呼びます)を繰り返していますが、駅への進入・発車で速度が大きく変わり、なおかつ基地局の配置が切り替わる場所では、この受け渡しが一瞬うまくいかないことがあります。友部でだけ通話が切れるという方は、電波の弱さよりハンドオーバーが原因である可能性が高いです。ホームで乗り換えを待つあいだに通信が復活するのは、停車して接続が落ち着くからです。

内原〜赤塚〜水戸:郊外エリアと夕方の混雑

友部を出て内原に近づくと、車窓に大型の商業施設が見えてきます。このあたりは住宅と店舗が増えてくるエリアで、基地局の数も内陸の区間よりは多くなります。それでも夕方の下り列車で通信が重くなるのは、電波の強さではなく利用者の数が理由です。

帰宅時間帯の列車には、同じ車両に何十人という乗客が乗り、その多くがスマホを使っています。加えて沿線の商業施設にも人が集まっています。同じ基地局を同時に使う人が増えると、一人あたりに回ってくる通信の取り分が減り、電波表示は満タンでも読み込みが進まないという状態になります。時間帯による差については通勤ラッシュ時間帯の電波の詰まり方の記事でも詳しく取り上げています。

水戸駅が近づくと基地局の密度は上がりますが、今度は駅そのものに人が集中します。改札前のコンコースや階段まわりでは、建物の構造で電波が届きにくいうえに利用者も多く、ホームでは快適だったのに改札を出るときだけもたつく、という逆転現象が起きることもあります。乗り換えの案内を調べるなら、列車を降りてすぐホーム上で済ませておくほうが確実です。

キャリア別の傾向:プラチナバンドが効く場所・効かない場所

この区間のつながりやすさは、契約している通信会社によっても差が出ます。カギになるのは「プラチナバンド」と呼ばれる、周波数の低い電波です。低い周波数の電波は建物や地形を回り込んで遠くまで届きやすいため、低地や丘陵ぎわ、切り通しといった土浦〜水戸の条件では効きめが大きくなります。

  • ドコモ・au・ソフトバンク:いずれもプラチナバンドを長く運用しており、郊外区間での安定感という点では実績があります。基地局の配置は会社ごとに違うため、同じ列車でも人によって詰まる場所が微妙にずれます

  • 楽天モバイル:以前は他社の回線を借りる「パートナー回線」で郊外をカバーしていましたが、現在は自社エリアの整備が進み、あわせてプラチナバンドの運用も始まっています。整備の進みかたには地域差があるため、区間によって体感が変わりやすいのが現状です

楽天モバイルを使っていて常磐線でつながらないと感じる場合、多くは電波が完全に圏外になっているのではなく、通話アプリのRakuten Linkがデータ通信の細さの影響を受けて切れている、というケースです。4社の傾向は常磐線・つくばエクスプレスのキャリア比較の記事でまとめているので、乗り換えを検討している方はそちらもあわせてご覧ください。

なお、楽天モバイルを新しく契約する予定があるなら、楽天従業員からの紹介キャンペーン経由の申し込みで最大14,000ポイント程度の特典が用意されています(他社からの乗り換えの場合)。条件や金額は変更されることがあるので、正確な最新条件はキャンペーンページで確認してください。料金プランやエリアマップなど一般的な情報は楽天モバイルの公式サイトで確認できます。

この区間で今日からできる対策

電波が細くなる場所そのものを変えることはできませんが、詰まったときの困りかたは準備しだいでかなり減らせます。

  • 乗車前に先読みしておく:土浦や水戸のホームで電波が安定しているうちに、動画や記事、音楽をダウンロードしておきます。神立〜高浜や岩間〜友部のように数分で抜ける区間なら、それだけでストレスはほぼ消えます

  • 5Gを一時的に切って4Gに固定する:5Gと4Gのあいだを行き来する動作が多いと、そのたびに通信が途切れます。設定から「4G/LTE」優先に切り替えると安定することがあります

  • 手動でネットワークを選び直す:通信が完全に止まったら、機内モードを10秒ほどオンにしてから戻すと、その場で一番強い基地局につなぎ直せます

  • 通話が切れるときは電話アプリを使い分ける:Rakuten Linkはデータ通信を使う仕組みのため、区間によっては標準の電話アプリのほうが安定します。大事な通話は友部や水戸など駅に着いてからかけ直すのも現実的な逃がし方です

設定まわりのより細かい手順は電車内で電波が悪いときの設定と応急処置にまとめています。

まとめ

土浦〜水戸で常磐線の電波が悪くなるのは、神立〜高浜の低地、石岡〜羽鳥の丘陵ぎわ、岩間〜友部の切り通し、内原〜赤塚の郊外・混雑区間の4カ所が中心です。低地や切り通しでは電波そのものが届きにくく、友部のような乗り換え駅ではハンドオーバー、内原〜水戸では利用者の集中が主な原因になります。

毎日通る区間だからこそ、「どこで、なぜ詰まるのか」が分かっていれば、乗車前の数十秒の準備で一日のストレスが変わります。土浦より南を利用する方は取手〜土浦区間の電波事情、路線全体の傾向を知りたい方は常磐線の区間別まとめもあわせてどうぞ。


【PR】楽天モバイルへの乗り換え・お申し込みをご検討の方へ

viber_image_2026-02-08_16-35-12-378.jpg

ログインページに遷移しますが、

公式ページになります。ご安心ください。

bottom of page