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楽天モバイルのパートナー回線終了で常磐線・TXの電波はどうなる?2026年9月からの通勤対策

  • 2 日前
  • 読了時間: 7分

朝の常磐線やつくばエクスプレスでスマホを開いたのに、いつまでも「読み込み中」のまま——そんな経験のある方は多いのではないでしょうか。そこに2026年9月、楽天モバイルのパートナー回線(au回線のローミング)が原則終了するという変化が重なります。通勤中の電波は、乗っている区間によって体感が大きく変わる可能性があります。この記事では、常磐線とつくばエクスプレスを区間ごとに分けて何が起きそうかを整理し、終了までの1か月でやっておきたい準備までまとめます。

目次

2026年9月に終わるのは「パートナー回線」:何が変わるのか

楽天モバイルは、自社の電波が届きにくい場所では他社(au)の回線を借りて通信する仕組みを長く使ってきました。これがいわゆるパートナー回線、ローミングと呼ばれるものです。この提供が2026年9月末をめどに原則終了する予定とされています。

利用者側から見ると、変化はシンプルです。これまで「気づかないうちにau回線に助けられていた場所」では、今後は楽天モバイル自身の回線が届いているかどうかがそのまま結果になります。自社回線がしっかり届く場所では体感はほとんど変わりません。逆に、自社の基地局がまだ薄い場所では、これまでより電波表示が落ちたり、圏外の時間が長くなったりする可能性があります。

やっかいなのは、普段スマホの画面を見ているだけでは、いま自分がどちらの回線につながっているのか分かりにくいことです。だからこそ「終わってから気づく」のではなく、事前に自分の行動範囲で確認しておく意味があります。茨城県内の地域ごとの影響については、楽天モバイルのパートナー回線終了で茨城のどこが圏外になりやすいかを先にまとめていますので、生活圏が山間部や県北の方はあわせて読んでみてください。なお、エリアの最新状況や公式のエリアマップは楽天モバイルの公式サイトで確認できます。終了時期や対象の扱いは変更される場合があるため、最終的な条件は公式の案内を確認してください。

そもそも電車内で電波が切れるのはなぜか

ローミング終了の影響を考える前に、電車内特有の事情を押さえておくと理解しやすくなります。大きく分けて三つあります。

  • 高速走行によるハンドオーバー:走行中は次々と基地局を乗り換えます。切り替えのたびに一瞬通信が途切れやすく、速度が出るほど頻度が上がります

  • 車体と線路構造による遮蔽:地下区間、掘割、トンネル、防音壁の高い高架、そして金属の車体そのものが電波を弱めます

  • 車内の混雑による輻輳:同じ車両の大勢が一斉に通信すると、電波が立っていても速度が出にくくなります

この三つの詳しい仕組みは常磐線やつくばエクスプレスで電波が悪い理由で解説していますが、ポイントは「もともと途切れやすい環境である」ということです。そこにローミング終了が重なると、つかめる基地局の選択肢が減るぶん、一度切れてから復帰するまでの時間が延びやすくなります。トンネルを抜けた後に通信が戻るのが遅い、駅に着いてからようやくメッセージが届く、といった形で体感されるはずです。

常磐線の区間別に見る楽天モバイルの電波予測

常磐線は、区間によって沿線の人口密度がかなり違います。基地局の密度もそれに比例しやすいため、影響の出方に差が出ると考えられます。

  • 取手〜土浦:藤代、佐貫(龍ケ崎市)、牛久、ひたち野うしく、荒川沖と住宅地が続く区間です。沿線に人口が集中しているぶん自社回線の整備も進みやすく、影響は比較的小さめと予想されます

  • 土浦〜石岡:神立から高浜にかけては霞ヶ浦寄りの田園風景が広がり、駅間も長くなります。ここはローミングに助けられていた可能性があり、終了後に体感差が出やすい区間です

  • 石岡〜友部〜水戸:市街地と農地が交互に現れるため、駅周辺は安定していても駅間で落ちる、というムラのある挙動になりやすい区間です

  • 水戸以北(勝田・東海・大甕・日立方面):海沿いで丘陵とトンネルが増えます。もともと途切れやすいうえに選択肢が減るため、通勤で使う方は事前確認をおすすめします

影響が読みにくいのは、駅そのものより「駅と駅のあいだ」です。普段スマホを触るのは着席してからの数分間、つまりまさに駅間であることが多いので、ここでの体感が満足度を左右します。

つくばエクスプレスで電波が悪い区間は終了後どうなるか

つくばエクスプレスは常磐線とは事情が異なり、地下区間と高速走行という二つの要素が強く効いてきます。

  • 秋葉原〜北千住の地下区間:地下は専用の設備で電波を届けている区間で、地上とは条件が違います。もともと不安定さを感じやすい区間なので、通勤で毎日通る方は終了前後の変化を意識して比べてみてください

  • 八潮〜守谷の高速走行区間:最高速度で走る区間はハンドオーバーの頻度が上がり、切り替え失敗が起きやすくなります。動画やビデオ会議のような「切れると分かりやすい」使い方ほど影響が出ます

  • みらい平・みどりの周辺:宅地開発が進む一方で周囲は田園が広がり、駅間の基地局密度が都心部ほどではありません。終了後に差を感じる可能性がある区間です

駅ごとの傾向はつくばエクスプレスの電波を駅・区間別に整理した記事にまとめてあります。守谷での乗り継ぎ待ちや、つくば駅からバスに乗り換える時間帯など、自分がスマホを一番使う場面と照らし合わせて読むと役立つはずです。

終了前の1か月でやっておきたいチェックリスト

実際に何かが起きてから慌てるより、いまのうちに数分ずつ確認しておくほうが確実です。

  • 自宅・職場・通勤経路の3か所で、電波表示と実際の速度を記録しておく。終了後に同じ場所で測れば、影響の有無をはっきり比較できます

  • 公式のエリアマップで、自分の通勤経路が自社回線のエリアに入っているかを見ておく

  • 車内での即効対策を覚えておく。通信が固まったら機内モードを10秒ほどオンにしてオフに戻すと、基地局を掴み直して復帰することがあります

  • 5G表示と4G表示を行き来して不安定なときは、設定で4G優先に切り替えると安定する場合があります

  • 通勤中に見る動画や資料は、自宅のWi-Fiで事前にダウンロードしておく

  • 仕事の連絡が止まると困る方は、povoのような低コストのサブ回線をデュアルSIMで入れておく

保険としてのサブ回線は、終了してから困ってではなく、終了前に用意しておくほうが安全です。特に通勤中にビデオ会議へ参加する方、遅延が許されない業務連絡を扱う方は、月数百円程度の備えで安心感が大きく変わります。電波の状態を数字で把握したい方は電波強度を測れるアプリの紹介記事も参考にしてください。

通勤でつながらない状態が続くときの乗り換え判断

終了後にしばらく使ってみて、それでも不便が続く場合の考え方を整理します。判断は「通勤経路のうち、影響区間がどれくらいを占めるか」で分けるのが現実的です。

影響区間が乗車時間の大半を占める方(たとえば土浦以北から水戸方面へ毎日通う、みらい平からTXで長時間乗るなど)は、メイン回線の見直しを検討する価値があります。ただし解約を決める前に、少なくとも2週間ほどは同じ時間帯・同じ車両位置で使い、たまたま混雑していた日の印象で判断していないかを確かめてください。

一方、影響区間が短い方や、通勤中はほとんどスマホを使わない方は、慌てて動く必要はありません。楽天モバイルは自社エリアの整備を継続しており、時間の経過とともに状況が変わる可能性もあります。むしろ料金や家族の契約とのバランスを見て決めるほうが合理的です。

なお、これから新たに契約を検討する方向けには、楽天従業員からの紹介URL経由で申し込むと最大14,000ポイント(乗り換え以外の新規契約や、ホームルーターのみの場合は金額が異なります)がもらえる紹介キャンペーンも用意されています。特典内容や条件は変更されることがあるため、最新の条件は必ずキャンペーンページで確認してください。

まとめ

2026年9月のパートナー回線終了は、茨城の通勤ユーザーにとって「これまで見えていなかった実力が見えるようになる」変化です。常磐線なら土浦以北と駅間、つくばエクスプレスなら地下区間と八潮〜守谷の高速走行区間が、体感差の出やすいポイントになります。

やることは難しくありません。いまのうちに通勤経路の電波を記録しておくこと、車内での復帰テクニックを覚えておくこと、必要ならサブ回線を保険に用意しておくこと。この三つを済ませておけば、9月以降に何が起きても落ち着いて判断できます。


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